近代日本における「受験」の成立

埼玉学園大学研究叢書

近代日本における「受験」の成立

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出版社
ミネルヴァ書房
著者名
吉野剛弘
価格
5,940円(本体5,400円+税)
発行年月
2019年2月
判型
A5
ISBN
9784623084739

「資格」から「選抜」へ。明治前期から後期にかけて、旧制高等学校の入試は、どのような変容を遂げたのか。教育制度の確立により、入試が「資格」を問うものから「選抜」の道具へと変わっていく様相を考察する。また、そのような「選抜」を支えることになる予備校や受験メディア、青年をその世界に送り出す中等教育機関の状況も分析し、私たちが「受験」という言葉からイメージする構図が成立していく様相を明らかにする。

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