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"ようこそ、【ドンと来い】ワールドへ~この本の多彩な特徴
1 (特に)ドイツ語の参考書とは思えない親しみを感じる。それはきっ
と「間違ってこそ覚える。笑えば頭に入る」が著者のモットーだから
2 話しながら、聞きながら、あれっと気になる率直な疑問を、誰もが
微笑みながら読んで合点できるように料理 しようとのスタンス、スタ
イルが全編に一貫している。書く者、読む者一緒に進みたいと願い、
時には王道を 外れるが、横道が言葉になじむ術ならばそれもまた良し
3 第1章は一つの難関ジャンル”分離動詞”に的を絞り、210以上を一
網打尽、俎上に。漫談風に軽妙に捌く。
4 飛び石の様に全編に散りばめられた「会話術虎の巻」の大黒柱、コ
ラムエッセイ「うんちくがんちく53」。一つ読むとまた次を読みた
くなる4コマ漫画のような仕立て。通読したころにはドイツ語で話し
掛けたくなる。会話したくなる。「間違うと恥ずかしいからと引っ込
み思案だったのは誰だっけ?」と他人事に思えるようになる。
5 本書の大きな特徴のひとつは新章「北海間近 小故郷を探す旅」。
グローバリズムが跋扈する現代。建前ではない地方の時代を迎えるた
めに、地理学の視点からNiedersachsen州の小村、小町を足掛け3年
歩き調査したレポートを紀行の形で掲載。およそ語学の参考書から
かけ離れた試みだが、言葉を学び役立たせる究極の目的が故郷づく
りにあると信じる著者だからこそ。グローバリズムではなくインタ
ーナショナル。メガシティーではなく小故郷。
この章は、故郷づくりを願う、携わる人たち、そして行政マンに
是非お読みいただきたい。語学を超えて。もちろんこの章もまた
著者独特の感性、視点そしてユーモアが溢れ。
新刊紹介などの新聞記事
7月17日(2019年)付けのドイツの新聞(Bremerv?rde)に写真入りで紹介されました。下記「」内は要約です。「日本人が、ブレーメン大学地理学科を根城に、小さいのに個性豊かな村々・小町を歩き、故郷づくりを実体験したレポートである。著者は「自治体は小さいほど身近になる」との信念の持ち主。Samtgemeinde(連帯自治体という制度で、個別の小村の自治が保証されている)こそ極小自治体が存続し住民に身近であり続けるその秘訣であると考えている。首長との単独インタビューを終え,益々その信念が確固たるものとなり、ドイツ語の参考書でありながら大スペースを割いて紹介することになった」
とかく日本の私たちはドイツと言えば南の風物、観光をイメージしがち。観光とは縁遠い北のNiedersachsen州、それも普通の農村、 教会の周りの市から出発し今昔ともに小ささを保っている町。住民と一緒になって温かい眼差しで見守って行きたい著者の心根が首長さんを新聞社に向かわせたのではなかったでしょうか。"
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