千里の向こう

千里の向こう

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出版社
文藝春秋
著者名
簑輪諒
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2019年2月
判型
B6
ISBN
9784163909691

坂本龍馬は中岡慎太郎のことを以下のように評したという。

「私は中岡と共に様々な策を講じたが、いつも意見が合わないことが悩みだった。しかし、私にとってはこの男でなくては、共に事をなせるような者はいない」



坂本龍馬とともに暗殺された男、中岡慎太郎。彼はいったい何者だったのか。

土佐藩の山間の小さな村の庄屋の家に生まれた光次(のちの慎太郎)は、やがて志士活動に身を投じ、幕末という時代を駆け抜けてゆく。

地味で地道でいごっそう(頑固者)。真面目と理屈っぽさだけが取り柄の男が、魑魅魍魎うずまく幕末の世で成し遂げたこととは?

龍馬がもっとも頼りにした男の波瀾万丈の一代記。

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