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経済の専門家が子どもたちのために書いた
学校では教えてくれないお金と経済のしくみ
子どもも大人も、町を歩けばたくさんの商品やポスター、宣伝を目にしますし、お店にはさまざまなものが売っています。にもかかわらず、子どもたちは学校や家庭において、お金と経済の関係やその基本的な仕組みや知識について話をしたり考えたりする機会はあまりありません。
本書は、経済の専門家である著者が、子育てをする中で子どもたちに知っておいてほしいと感じた「お金や経済のしくみ」についてやさしく解説した本です。お金の稼ぎ方、借り方、扱い方(予算・使う・貯金)、カード、税金、消費、銀行、経済の難しさ(失業や貧困)など、12歳以上の子どもたちに知っておいてほしい・考えてほしい9つのキーワードについて解説していきます。
■本書の特徴■
●北欧と日本の違いを考えよう!
ふだんあまり意識しない、消費と経済の関係、個人経済と社会経済の違いやしくみについて、北欧(ノルウェー)と日本を対比しながら知ることができます。また、各章の各パートでは、次のような囲み記事が用意されてており、学んだ知識をさらに深めることができます。
・「知ってる?」(本文に関連した豆知識)
・「さらに知りたい人へ」「さらに考えよう!」(学んだことを深める課題や知識)
・「話し合ってみよう!」(友達や家族と話し合える問い)
■本書で考える9つのこと■
1. お金の稼ぎ方:賃労働と起業家精神
2. お金の借り方:借金と利子
3. お金ってなに?:歴史と形態
4. お金の扱い方:予算・使う・貯金
5. 安全な買い物:デビッドカードとクレジットカード
6. 税を払う意味:税金と脱税と政治
7. 消費者の権利:消費・リサイクル・経済成長
8. 銀行の役割:銀行と金融市場
9. 経済の難しさ:失業と貧困
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