毛沢東の大飢饉

草思社文庫

毛沢東の大飢饉

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出版社
草思社
著者名
フランク・ディケーター , 中川治子
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2019年2月
判型
文庫
ISBN
9784794223753

「15年以内にイギリスを追い越す」と宣言した毛沢東が1958年に発動した大躍進政策は、
人肉食すら発生した人類史上まれに見る大飢饉と、産業・インフラ・環境の大破壊をもたらした。
香港大学人文学教授が中国各地の公文書館を精査。
同館所蔵の未公開資料と体験者の証言から「大躍進」期の死者数は4500万人、
大半が餓死者で、250万人が拷問死にのぼると算出し、その最大の犠牲者は農民であった。
中国共産党最大のタブーの全貌を明らかにし、党支配の正統性を揺るがした衝撃の書!

2011年、ノンフィクション分野の本に与えられる英国で最も権威のあるサミュエル・ジョンソン賞受賞作。

<目次より>

第1部 ユートピアを追い求めて

第1章 毛沢東の二人のライバル
第2章 競り合い開始
第3章 階級の粛清
第4章 集合ラッパの合図
第5章 「衛星(スプートニク)を打ち上げる」
第6章 砲撃開始
第7章 人民公社
第8章 製鉄フィーバー

第2部 死の谷を歩む

第9章 大飢饉の前触れ
第10章 買い漁り
第11章 「成功による幻惑」
第12章 真実の終わり
第13章 弾圧
第14章 中ソの亀裂
第15章 資本主義国の穀物
第16章 出口を探す

第3部 破壊

第17章 農業
第18章 工業
第19章 商業
第20章 建築
第21章 自然

第4部 生き残るために

第22章 飢餓と飽食
第23章 策を講じる
第24章 ずる賢く立ち回る
第25章 「敬愛する毛主席」
第26章 強盗と反逆者
第27章 エクソダス

第5部 弱者たち

第28章 子供たち
第29章 女たち
第30章 老人たち

第6部 様々な死

第31章 事故死
第32章 病気
第33章 強制労働収容所
第34章 暴力
第35章 戦慄の地
第36章 人肉を食べる(カニバリズム)
第37章 死者の最終集計

終章 文化大革命への序章

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