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7世紀から8世紀にかけて成立した律令国家は、頻発する災異から共同体を保全するため、元来は豊穣・防疫を祈り収穫を感謝して執り行われる祭祀を、どのようにしてシステム化し、国家祭祀として制度化したのか。古代の「罪」と「祟」、神仏習合、神郡の成立、神階奉授、神税管理などを分析し、歴史学と宗教学の両面から古代祭祀の実態を解き明かす。
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