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試験の対策をするうえで、まず大切なのが、試験の形式や内容をよく知ること。しかし日本語能力試験では、2010年の改定以降、問題や出題基準が非公開になり具体的な情報が減った分、対策がしづらくなった。特に試験まで日数があまりない場合などに難しくなる。そこで本書では、受験準備の指標、参考となるよう、予想される試験の範囲や学習項目、対策法を示す。
漢字、語彙、文型、読解・聴解の基本表現など、それぞれにおいてリスト化を試み、「より具体的に」学習ターゲットを提示。習得度や学習課題を自分で確かめながら、合格につながる必須知識を着実に身につけることができる。また「問題のパターンと解答のポイント」では、より実戦的な観点からポイントを整理、得点力アップをはかる。全体を通じ、試験のレベルに細かく配慮しているので、無理・無駄のない効果的な積み上げ学習ができる。最後に、腕試しとして模擬試験1回付き。
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