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名アニメーター・二木真希子が描く、絵物語『世界の真ん中の木』。
アニメージュ文庫版(徳間書店・刊)には未収録だった原画を含め、原画原寸に近いA5判にリサイズした愛蔵版仕様で、刊行が決定!
スタジオジブリ製作の数々の名作群の中でも、とりわけ人々の記憶に残るシーンの作画を数多く担当された天才アニメーター・二木真希子。
そんな二木さんが、1989年に発表した『世界の真ん中の木』というオリジナル作品をご存知でしょうか?
世界の真ん中にあるという1本の大きな木の根元に住んでいる少女・シシ。
ある日、空を舞う金色の鳥をみかけ、その鳥が「全てを知るという伝説の鳥」だと信じたシシは、金色の鳥をさがしに、その大きな木に登ることを決意します。
1匹のカエルを相棒に、苔の番人スプルや、鳥をさがし求めて木に登る少年・サマに出会いながら木に登っていきます。
そして、ついに姿を現わす、金色の鳥…。
スタジオジブリ等で活躍する最中に、初めて自身のオリジナル作品として描き下ろした絵物語として、二木さん独特の繊細且つ透明感あふれる絵と独特の文体で少女の物語が綴られており、現在でもアニメージュ文庫(徳間書店・刊)の一つとして読み継がれています。
このたび、二木さんが描いた原画と同寸であるA5判へのリサイズを行ない、絵の魅力を存分に味わえる大判サイズに変更。
また、『世界の真ん中の木』の刊行時に(様々な理由から)収録がされなかった未収録原画を発掘できました。
作品の流れを保つために、これらを巻末にグラビアの形で掲載いたします。
新たな形で生まれ変わる、『世界の真ん中の木〈愛蔵版〉』に、ぜひご期待ください。
☆☆☆本書の特長☆☆☆
1.名アニメーター・二木真希子さんが残した初めての作品を大判にリサイズ。繊細な絵の魅力を存分に味わえる仕様に!
2.文庫版には収録がされなかった未収録原画を巻末に掲載予定。
(c)Mikiko Futaki 2018
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