取り寄せ不可
「もうひとひねりほしい」と言われたときに!
アガサ賞受賞の著者が教える、物語創作に必須のメソッド。
「TRD」をつかいこなして、読者を熱中させるプロットの書き方をマスターせよ!
T=プロットのひねり(ツイスト)…ストーリーを別の軌道へと導くもの
R=プロットの反転(リバーサル)…ストーリーを真逆の方向に導くもの
D=危機が高まる場面(デンジャー)…ストーリーに切迫感と不安を付加するもの
「ストーリーにおいては、ひねりや方向転換はいつだって大歓迎なのだ。意外性のまったくないストーリーを求める人なんていない。実のところ、作家が絶対にやらなければならないことのひとつが、読み手を騙すことなのだ。」(本文より)
ストーリーが予想外の方向に進むことを歓迎しない読者はいません。
読者はいつだって物語にハラハラドキドキさせられることを求めているのです。
人々を夢中にさせるようなストーリーは、回想録でも、サスペンス小説でも、ノンフィクション文学でも、文芸小説でも、どれもすべて予想外のひねりや方向転換に満ちています。
その方向が登場人物たちにとって予想外の悪い意外な方向方面であれば、サスペンスが高まり、興奮も高まります。一方、予想外の良い良い意外な方向に進めば、読者は安堵します。
つまり作家にはストーリーの主導権を握り続けて読者の裏をかくスキルが要求されるのです。
ストーリーの中のサプライズは、突然のひらめきやマジックのようなものではなく、作者が意図的に作り出すことができます。ひねりや方向転換を巧みに配置するという作業は、読者を驚かせようとあなたが決意しさえすれば、けっして複雑なものではありません。
まずはプロットの機能についての基礎的な知識を学び、そのうえ戦略的な形で色々な場面に「TRD(T[ひねり]R[反転]D[危機]」を配置していくことで、読者を惹きつけるストーリーを生み出すことが可能になります。
本書の著者ジェーン・K・クリーランドは「新人もベテランも関係なく、多くの作家がプロットの機能の仕方について分析的な知識を持ち合わせていない」と述べています。多くの作家は、自分のストーリーテリングのセンスだけに頼って、成り行きに任せながら執筆しているのです。
本書で語られているプロット創作のための手法は具体的なものばかりです。本書は、読者に「何を」すべきかを教えること以上に、「どうやって」すべきかを示していています。
また数多くの実例とケーススタディに加えて、様々なヒントやテクニックについての説明、エクササイズ、現実
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。