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謎に満ちた女・菱野時江とは何者なのか――。
突如、連絡が取れなくなった時江の消息を追う二人の友人、渋崎咲子と古河内栗美は、携帯端末のSNSを頼りに彼女の居場所を突きとめた。
そこには「あの国は暮らすにはいいが、生きるのは窮屈すぎる」という一文が……。
「幻の淑女」より
作品の全貌は、読んでみてのお楽しみ。
文学界の異才・木下古栗が挑んだ、なんともトリッキーなエンタメ風小説!
(菱野時江を取り巻く人びと)
稲松叶夢(集英社社員) 渋崎咲子(友人) 古河内栗美(友人) 早乙女アキラ(カリスマ全裸公然わいせつナンパ師) 平尾正樹(平日在宅が多く、何をしているのか分からない男) バラク(前大統領) 城之内健作(経営者兼精神科医) 山森正太郎(精神科看護師)
【著者略歴】
木下古栗(きのした・ふるくり)
1981年、埼玉県生まれ。神奈川県在住。2006年「無限のしもべ」で第49回群像新人賞を受賞。著書に『ポジティヴシンキングの末裔』『いい女vsいい女』『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』(第5回ツイッター文学賞第1位)『グローバライズ』『生成不純文学』がある。独特の言語センスを持ち、異色の作風で知られる覆面作家。
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