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『子連れ狼』などで知られる原作者・小池一夫が、『同棲時代』の上村一夫と組んで贈る、明治時代を舞台に繰り広げられる〝母子の復讐〟を描いた異色時代劇の第3弾! 三人の仇の一人、「北浜おこの」を葬った雪だったが、残る二人は行方知れず…。最後の手段として打った手が、新聞に自らのこれまで「修羅の物語」を小説として書き記し全国に知らしめ、二人の仇を炙り出そうというものだった。早速、雪は「長旅先生」と呼ばれる著名な作家を探しに出かける。突拍子もないこの手立てで仇を見付けることはできるのか――? 斬新なストーリー展開が本領の小池原作に、「昭和の絵師」とも称された上村の作風が見事にマッチし、話題となった人気作が甦る! 特典として、ハリウッド映画『キル・ビル』でもオマージュされた梶芽衣子主演の映画版の名シーンを収録。時代を経ても色褪せない怨讐の情念と、匂い立つ女の色香を改めて堪能できる一冊!
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