《ユングの東洋思想・宗教論文の集大成が待望の復刊》
ユングにとって東洋との出会いは、ヨーロッパ精神の限界を越える思想を築く跳躍台になった重要な出来事であった。彼は、ただ単に古典の思想を文献学的に研究するのではなく、その中に現代人の魂のあり方にかかわる実践的な問題を見出そうとした。
本書は、チベットの死者の書の心理学、チベットの大いなる解説の書、禅の瞑想、浄土の瞑想、インドの聖者、易と現代、の六論文からなる。巻頭に訳者の丁寧な解説を付し、くわしい訳注を付けた。東洋思想を再発見するためのよき導きの書。
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