FortiGateで始める企業ネットワークセキュリティ

FortiGateで始める企業ネットワークセキュリティ

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出版社
日経BP
著者名
左門至峰
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2019年1月
判型
B5
ISBN
9784296101269

企業ネットワークの構築/管理を徹底解説!

●ファイアウォールやアンチウイルス、URLフィルタリングなどを使った多層防御
●拠点間をIPsecやSSLで安全につなぐインターネットVPNの導入
●Office 365などのクラウド利用に役立つSD-WAN

これらの設定方法を、国内シェアNo.1のUTM「FortiGate」を使って、実際の画面を見ながら一つひとつていねいに解説しています。サイバー攻撃対策を導入する企業などの担当者必携の1冊です。

どうしてUTMを使うのか

サイバー攻撃に対して、企業などの組織ではどのようなセキュリティ対策を講じればいいのでしょうか。「アンチウイルスソフトを入れておけば十分」と考えている人はいませんか。サイバー攻撃の被害を受けた多くの組織は、ユーザのパソコンにアンチウイルスソフトを入れていました。それでも、被害を受けてしまったのです。

サイバー攻撃に対抗するには、多層防御が必要です。アンチウイルスソフトだけでなく、不正なサイトのURLが記載されたメールをブロックしたり、内部から不正なサイトへの通信を禁止したり、脆弱性を突く攻撃を遮断したりといった機能も併用します。こういった複数の機能を組み合わせたセキュリティ対策が多層防御です。

ただこれらの機能を一つひとつ導入し管理するのは、費用面と人的リソース面の両方で負担が大きくなります。これらの機能をたった1台で実現できるネットワーク機器が、「UTM」(Unified Threat Management:統合脅威管理)です。導入するのが1台なら、負担は小さくなります。
(「第1章 UTM/次世代ファイアウォールを導入しよう」より)

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