1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
トランプ政権の下、アメリカでは現在も白人至上主義や過激な人種主義を掲げる結社や集団が勢いづき、原因は、一見、移民の増加にあると捉えられている。それは本当だろうか?
研究の結果、排外主義は嫌悪感情の発露が引き起こす非合理な運動ではなく、さまざまな力学関係のなかで成立する、複雑な社会現象ということが見えてきた。
本書ではそのような気づきから、とくにアメリカの排外主義の歴史に注目し、魔女狩り、奴隷制、南北戦争やクー・クラックス・クランの活動を検証し、歴史的な座標軸から現代の問題を捉えなおす。21世紀、世界に渦巻く保護主義・排外主義のうねりの源流を探り、そのメカニズムを解き明かす。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。