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富士山に魅入られ40年以上にわたってレンズを向け続ける写真家大山行男氏。
富士山をテーマとするヴィジュアル要素に富んだ出版物といえば、これまでは型どおりの風景美を湛えた富士山のすがた、あるいは山岳としての自然や生態系、地理・地学的特徴などを紹介するカラー構成の写真集や図鑑ふうの作品が多いが、そうした中、創作の対象としてひたすら追い求め、向き合い続ける大山氏の作品では、古来、民衆の信仰の対象であり続けている富士山の「極楽」とも「地獄」とも映る特有の景色──〝異界感〟や〝精神性〟、さらには美醜のものさしではかりきれない〝性〟に満ちた独自の世界が立ち現れる。
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