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生涯に渡り「自立」の大切さを訴え、不慮の事故で急逝した著者が
最後に我が子にむけて綴った「ひとり暮らし」のバイブル
2000年の『「捨てる!」技術』(宝島社)のミリオンセラーでシンプルライフブームの先駆けとなり、多くの女性に影響を与えてきた辰巳渚さん。
本書は、辰巳さんのご子息が大学に入学し、地方でひとり暮らしを始められるにあたって、
“親から子へと伝えたいひとり暮らしの心構えとノウハウ”をまとめられたもので、
2017年の夏から2018年の春にかけて執筆されました。
ところが、お原稿も完成間近の2018年6月26日、辰巳渚さんは不慮の事故のため、
52歳の若さで帰らぬ人となられました。
まるで、ご自身の運命を予期されていたかのようなタイミングで書かれた本書は、
はからずも、彼女が生涯に渡って訴え続けた「自立すること」や「家事」への想いやノウハウを、遺された息子さんと娘さん、そして多くの次世代の読者に伝える集大成ともいえる遺作となりました。
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はじめに――自立して生きていくあなたに
第1章 はじめの3週間 あなたが生き延びるために必要なこと
◆あなたを支える「食」について
◆心と身体を休められるようにすること
◆身なりを清潔に保つということ
◆健康を保つということ
◆お金を管理するということ
◆安全に暮らすということ
第2章 つぎの3か月 生活に慣れてきたら始めてほしいこと
◆家事のパターンについて
◆時間のパターンについて
◆お金のパターンについて
◆近所付き合いのパターンについて
第3章 これからの6か月 季節や環境に合わせて暮らすということ
◆季節の変化に合わせた部屋のしつらえ
◆冬の家事で注意したいこと
◆日本の季節の行事を楽しむ暮らし
◆生活環境について検討する
最終章 1年経ったら 生活しながら未来に向かって生きていく
あとがき――母・辰巳渚のこと 長男・加藤寅彦
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