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沖縄が被ってきた悲劇、そして今に残る課題は、
沖縄の歴史の裏側に不都合な真実として埋められている。
最も大きなタブーは、昭和天皇が沖縄を人身御供として
講和を図り、マッカーサーが占領政策に現人神の権威を
利用したことである。昭和天皇の戦争責任免責のための
セレモニーが東京裁判であり、天皇活用の裏付けが
象徴天皇制だったのだ。
この犠牲となった沖縄は27年間、アメリカに支配され、
武力を否定した新憲法は日米安保条約と一対となり、
今でも米軍基地の約七割が沖縄に集中、
その迷惑料として毎年1兆円を超す振興予算、補助金、
各種優遇策料が支払われている。
この構図は本土の傲慢さと沖縄の甘えを醸成し
今に残る沖縄問題の原点とも言えるのだ。
本書は、このタブーに挑んだ沖縄青年の蟷螂の斧の物語である。
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