精神鑑定書を同時代史の一資料として残すことは精神鑑定医の使命である――
『日本の精神鑑定』(みすず書房、1973年)と『現代の精神鑑定』(福島章編著、金子書房、1999年)を併せ、新たに編集を加えて一書とした新版をここに刊行する。
昭和から平成初期までに起きた事件の実際の精神鑑定書および、担当した精神科医を中心に書かれた解説25組。時代と人間をあぶり出す、唯一無二のドキュメントである。阿部定事件から「連続射殺魔」少年事件、深川の通り魔事件まで。裁判所はじめ法曹界、精神医学関係、報道関係、警察、病院ほか関係機関、さらに図書館・学校必備。
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