ヒッポリュトス
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グノーシスの系譜学にとって不可欠かつ第一級の資料
エイレナイオスの弟子でもあった神学者ローマの聖ヒッポリュトス(170 年頃~235 年)の主著で、『哲
学誌』の別称でも知られるキリスト教的グノーシス主義への反駁書。古典文献を博覧強記で引照し、グ
ノーシス諸派の教説をギリシア哲学の盗用と強弁して厳しく論難する。本邦初訳。
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