取り寄せ不可
深刻化する財政危機と志願者減少を背景に,海外の大学と同様の「国際ビジネス」への道を歩むように見える大学の現実。その「現実」の表面のみを見て,大学の研究教育を単線的に評価する高等教育政策--
この時代になぜ,何のために大学・学術があるのかという根本的な問いが欠けたまま進む「大学改革」は,大学間の序列を固定化し,教育研究の全体的な地盤沈下をもたらす。エビデンスにもとづく議論と徹底した帰納法的アプローチで,「高等教育政策における知的貧困」を乗り越え,大学再生のための理念的手掛かりを示す。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。