原因や症状、創造性との関連について
誰にも気分の浮き沈みはある。だが、なかには深刻な(軽)躁や、うつ状態に陥ることもある。双極性障害とは、単に正常な気分変動のスペクトラムなのだろうか? 心の「気まぐれ」か、それとも「脳の病気」か? どのような治療法があるのか? 昔から知られるリチウム塩製剤以外の薬物治療や心理(精神)療法的な治療戦略はあるのか? 本書では、この数十年で発展した医学研究の知見や、著者自らの豊富な臨床経験に基づき、双極性障害の原因や症状、そして創造性との関連について概説する。各章のおわりには、内容がわかりやすくまとめられ、理解を助けてくれる。
ゴッホ、ジェラール・ド・ネルヴァル、ジェラール・ガルーストなど当事者の事例や、ダニエル・スティールといった家族の体験談も収録。
精神科医・秋山剛先生推薦!
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