どうして肌の色が問題になるの?

国際化の時代に生きるためのQ&A

どうして肌の色が問題になるの?

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出版社
創元社
著者名
ニケシュ・シュクラ , クレア・フーチャン , 大嶋野々花
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2018年12月
判型
B5
ISBN
9784422360089

●多文化・多民族の共生を探り、人権にかかわる複雑な諸問題に取り組むイギリス。そこで生まれた、児童・青少年のための新しい学習用テキスト・ブック、全5巻。最終第5巻は、人種差別問題について、さまざまな体験談を紹介しながら、多角的に学習していきます。
●元々いわゆる白人ばかりではなかった狭いイギリスですが、19世紀に大帝国として繁栄するなか、インド、アジア、アフリカ、オーストラリアと、文字通り世界中から新たな移民がやってきました。その過程で、肌の色が白くなく、元々の狭いイギリスにルーツを持たないと勝手に決めつけた人たちの多くを有色人種として区別し、今から見れば非科学的な根拠から、有形無形の差別をしてきたのです。
●今では、肌の色や似非科学を根拠に、一方的な人種のレッテルで人を差別してはいけないことは当然とされていますが、一度強固に根付いた偏見は簡単には解消されないのが現実です。
●本書は、世の中に今も残る根強い偏見の体験談を読みながら人種差別のルーツとその歴史を学びつつ、なぜ人種差別がなぜいけないのか、これからはどうすればよいかなど、大切な問題でありながら、分かりにくい、教えにくい主題について、Q&A方式で、楽しく学べる、本文総ルビのオールカラー学習書です。
●著者のひとり、ニケシュ・シュクラは、人種問題に対してユニークな取り組みを続ける作家・編集者・活動家で、ベストセラーとなったアンソロジー『よき移民』(仮題:創元社より刊行予定)などを編集もしています。

【主な目次】
人種ってなに?
人種差別主義者ってどういう人のこと?
わたしの体験:クレア・フーチャン
わたしの体験:ニケシュ・シュクラ
なんで肌の色が大事なの?
わたしの体験:デレク・オウス
歴史の中の人種と人種差別
わたしの体験:イヌア・エラムズ
わたしたちの社会は、昔と比べてどれくらい良くなったでしょうか?
スティーブン・ローレンスの殺害
わたしの体験:アシム・チョードリー
肌の色とステレオタイプ
わたしの体験:ウェイ・ミン・カム
わたしの体験:ベッキー・オラニイ
人種と多様性の描写
わたしの体験:ネイディーン・アイシャ・ジャサット
人種と権利
わたしの体験:チトラ・ラマスワミー
人種差別を受けるのは、どんな気分でしょう?
どうやったら人種差別に立ち向かえるでしょう?
人種差別の習慣を捨てること
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索引

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