うつ病とサッカー

うつ病とサッカー

取り寄せ不可

出版社
ソル・メディア
著者名
ロナルド・レング , 木村浩嗣
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2018年12月
判型
B6
ISBN
9784905349433

これは悲劇の物語ではなく、うつ病の啓蒙書である

数々のベストセラーと並び
William Hill Sports Book of the Year受賞
傑作ノンフィクション

元ドイツ代表G K エンケは
模範的なエリートアスリートであり、
成功の絶頂にいた。
彼はなぜ、自ら命を絶ったのか?
心の病は誰にでも襲いかかる。
大事なのは社会の理解である。

――ロベルト・エンケの死によって、
私たちがうつについてほとんど何も知らないことに気づいた。
私たちはうつについて話すことの困難さを突然自覚したのだ。
ロベルトと同じように、私たちは自身のうつのこと、
家族のうつのことは隠す方が良いと思っていた。
(中略)ロベルトに死が解決法だという誤った考えを抱かせた
病の強さとは何なのだろう?
彼のように繊細な人間が、
愛した人たちや自分が身を投げた列車の運転手に苦痛を与えることを考えないとは、
一体どんな闇を生きなければならなったのだろう?
うつとともに生きるとは、いつでも再発し得ると考えながら生きるとは、どういうことなのか?
恐怖することを恐れるとは、どういうことなのか?
ロベルト・エンケは答えを見つけたがった。
私ではなく彼こそがこの本を書くことを望んでいたのだ。
(序章より抜粋)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top