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四季折々の自然の中に暮らす自由気ままねこたち
その表情を見事に活写した猫写真と俳句のコラボ!
『必死すぎるネコ』の猫写真家・沖昌之と、『猫俳句パラダイス』の俳人・倉阪鬼一郎による鮮烈なコラボレーション!
ほっこり、まったり、しゃっきり、うっとり……四季折々のねこたちが俳句とたわむれる姿を生き生きととらえた、新機軸のねこ写真集&ねこ俳句歳時。
【内容紹介】
●春/夏/秋/冬・新年の歳時記にそった4部構成。
●倉阪鬼一郎書き下ろし他、小林一茶、寺山修司ほか、ねこ俳句の名句を40句収録。
●季語の解説のほか、類句を紹介するなど俳句入門の役割も。
【沖昌之さんから】
倉阪鬼一郎さんがぼくの写真に俳句をのせて楽しんでくださったところから、この『俳句ねこ』はスタートしました。
東京の下町で撮影しているぼくの猫写真はコンクリートや建物の写り込みが多く、どちらかというと季節を表現しきれていないと思うことがあったのですが、
倉阪さんの添えてくださった俳句を読みながら写真を見直してみると、そこには確かに四季が存在していて、自分で撮った写真が新鮮に映りページをめくるスピードが上がっていました(笑)。
俳句が写真の世界を広げてくれる 『俳句ねこ』をご堪能くださいませ。
【倉阪鬼一郎さんから】
猫写真の被写体は家猫と野良猫に大別されますが、俳句が似合うのは自然のなかで暮らす後者のほうでしょう。
野良猫たちの背景には四季折々の自然が息づいています。町の風景にも四季の影が差します。そんな世界で自由気ままに暮らす猫たちの動きや表情を、写真家は見事に活写します。
作曲家の古賀政男は「詞はお姉さんで、曲は妹」と語っていました。お姉さんの導きあっての妹というわけです。
本書では、沖昌之さんの写真がお姉さんです。沖さんが撮影された目移りの連続の膨大な猫写真を見ているうちにひらめいた俳句を書き止め、少しずつ本文を構成していきました。
【著者プロフィール】
沖 昌之(おき・まさゆき)
1978年神戸生まれ。猫写真家。アパレル勤務、宣伝用人物・商品の撮影担当を経て2015年に独立。Instagramフォロワー10万人(18年10月末現在)。
写真集に『必死すぎるネコ』『ぶさにゃん』ほか。
ブログ:「野良ねこちゃんねる。」Twitter:@okirakuoki Instagram:@okirakuoki
倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
1960年三重県生まれ。作家・俳人・翻訳家。現代俳句協会会員。『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。小説作品の他、句集『アンドロイド情歌』『魑魅』『怪奇館』『悪魔の句集』、
俳句アンソロジーに『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』など。
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