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「これほど緊張感に満ちた、
火花の出るような対談を読んだのは、
実に久方ぶりの経験であった。
しかも、対談のテーマは〝戦争〟である」
白井聡氏評(政治学者)
◆内容紹介◆
なぜキリスト教徒は戦争に強いのか? なぜキリスト教圏とそこから派生した世俗国家が覇権を制しているのか? そして、西欧とイスラームの衝突の思想的な原因はどこにあるのか?
本書は、この大きな「なぜ?」に答えを提示している。西欧思想に通じた社会学者とイスラーム学者による、互いの立場に妥協せずに展開されるスリリングな対話からは、紛争の時代を見通す智慧が見えてくる。
一神教とその社会、そして戦争の関係を考察する文明論の決定版。
◆目次◆
第1章 戦争観の違い イスラームvsキリスト教
第2章 ナショナリズムと戦争
第3章 キリスト教徒はなぜ戦争がうまいのか
第4章 ヨーロッパのシステムは普遍的なのか
第5章 核の脅威と国際社会
第6章 イスラームは国際社会と、どのように調和するのか
第7章 破滅的な核戦争を防ぐ智慧を持てるか
◆著者略歴◆
橋爪大三郎(はしづめ だいさぶろう)
1948年生。社会学者。東京工業大学名誉教授。著書に『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著/講談社現代新書)、『政治の哲学』(ちくま新書)、『戦争の社会学』(光文社新書)等。
中田考(なかた こう)
1960年生。イスラーム学者。同志社大学客員教授。著書に『イスラーム 生と死と聖戦』『イスラーム入門』(集英社新書)、『一神教と国家』(内田樹との共著/集英社新書)、『カリフ制再興』(書肆心水)等。
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