『家なき子』の原典と初期邦訳の文化社会史的研究

『家なき子』の原典と初期邦訳の文化社会史的研究

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出版社
風間書房
著者名
渡辺貴規子
価格
14,300円(本体13,000円+税)
発行年月
2018年12月
判型
A5
ISBN
9784759922530

フランスの児童文学作品、エクトール・マロ(Hector Malot, 1830-1907)のSans famille(1878)は、『家なき子』の邦題を冠し、日本でもとてもよく親しまれた物語である。
本書は、日本での最初の翻案である五来素川訳『家庭小説 未だ見ぬ親』と、二番目に菊池幽芳による翻訳『家なき児』を研究対象として取り上げ、Sans famille、『未だ見ぬ親』、『家なき児』の三者を考察し、フランスでの原典の成立と意味、日本で最初期の作品の翻訳受容の様相を明らかにすることで、『家なき子』という日本で流布したひとつの児童文学作品の源流を探る。

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