取り寄せ不可
今とつながる15世紀末の大変化
主要紙誌が絶賛! 水野和夫氏(日本大学教授)「歴史書を読む楽しみの一つはタイムマシンに乗って過去と現在を自由に行き来することであり、本書はその典型である」(朝日新聞)/竹田いさみ氏(獨協大学教授)「十字軍の遠征が、大航海時代を形成する原動力となったとするところに、本書の核心的メッセージがある」(日経新聞)/杉山晃氏(清泉女子大学教授)「壮大なスケールの『物語』」(北海道新聞)※肩書は書評掲載当時。
「新大陸発見」のコロンブスの陰に隠れて歴史上あまり目立たない存在だが、東方との交易ルートを探るという当初の目的を達成したのは、ポルトガルのマヌエル一世に抜擢された若き航海士ヴァスコ・ダ・ガマだった。ガマをはじめ、船団や密偵を東方めざして送り出したキリスト教君主国の目的は、香辛料や絹などの交易だけではなかった。当時、紅海を舞台にアジアとヨーロッパとの交易を仕切っていたムスリム商人を排除し、伝説のキリスト教徒プレスター・ジョンの王国を発見して、イスラーム勢力を挟撃するという使命も帯びていたのだ。
初版刊行当初から各メディアで取り上げられ、好評を得た歴史読み物が新帯でふたたび登場!
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