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朝鮮半島の文化を通史で辿る、英語圏で初めての試みとなる本書。その伝統のナショナルな特性を、英国の泰斗が歴史的出来事との関わりを軸に詳しく紹介。公正性を目ざす冷徹さと異文化の尊重を基底とする温かさを備えた筆致でとらえる、独自なる文化の全体像。
「本書の目的は、進歩しゆく一国の歴史において、文化が政治、経済、社会制度とどのように結びついているかを示すことである。朝鮮におけるこの相互作用は、早くも国家形成の最初期である紀元前一〇〇〇年代後半にすでに確認できる。それは、中華帝国の文化圏内での曖昧な地位に甘んじた長い期間を通して、朝鮮人、とりわけ支配階級の人々に多大な影響を与えた。二〇世紀の日本の植民地時代における生存闘争においては、朝鮮人らしさを守り、形成することは不可欠だった。」
――「日本語版のための序文」より
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