オカルティズム

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オカルティズム

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出版社
講談社
著者名
大野英士
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2018年12月
判型
B6
ISBN
9784065142608

2019年3月1日「週刊読書人」書評 蔵持不三也さん〈書かれるべきテーマを書くべき研究者が書く〉
2019年3月2日「朝日新聞」書評 柄谷行人さん〈神なき時代をも貫く歴史的考察〉
2019年4月21日「毎日新聞」書評 鹿島茂さん〈理性と非理性を同じ「枠組み」で理解〉
2019年4月10日「読売新聞」著者インタビュー
『週刊金曜日』(2019年1月25日号)書評 永田希さん〈豊穣で危険な陰の思想史〉

ヘルメス文書、グノーシス、カバラー、タロット、黒ミサ、フリーメーソンやイリュミナティなどの秘密結社、そしてナチ・オカルティズムとユダヤ陰謀論……古代から現代まで、オカルトは人間の歴史と共にある。一方、「魔女狩り」の終焉とともに近代が始まり、その意味合いは大きく変貌する――。理性の時代を貫く非理性の系譜とは何か。世界観の変遷を闇の側からたどる、濃密なオカルティズム思想史!

【目次】
序章 毒薬事件――悪魔の時代の終焉と近代のパラドクス
第一章 オカルティズムとは何か
第二章 オカルティズム・エゾテリスムの伝統
第三章 イリュミニズムとルソー――近代オカルティズム前史
第四章 ユートピア思想と左派オカルティズム
第五章 エリファス・レヴィ――近代オカルティズムの祖
第六章 聖母マリア出現と右派オカルティズム
第七章 メスマーの「動物磁気」とその影響
第八章 心霊術の時代 
第九章 科学の時代のオカルティズム――心霊術と心霊科学 
第十章 禍々しくも妖しく――陰謀論を超えて
終章 神なき時代のオカルティズム

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