家族を「争族」から守った遺言書30文例

家族を「争族」から守った遺言書30文例

取り寄せ不可

出版社
日本法令
著者名
相続診断協会
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2018年12月
判型
A5
ISBN
9784539726389

遺産分割をめぐる争いは枚挙にいとまがないが、
被相続人が生前に遺言書を遺すことで、家族の紛糾を未然に防ぐことができる。
とはいえ、遺言書の形は家族ごとに、構成する財産ごとに千差万別だ。
すべての家族に当てはまる完全無欠の「ひな型」は存在しない。
例えば、サラリーマン家庭と事業家の家庭では、誰にどの財産をどの程度相続させるかも含めて、
遺産分けの視点が全く異なる。遺言書はまさに「十家族十色」なのだ。

そこで本書では、さまざまな家族・構成財産の事例を掲げ、
それぞれの家族で最も望ましい形となった遺言書の作成例を30点紹介し、
争族を避ける遺言書作成のポイントを解説していく。
『争族図鑑』、『笑顔で相続をむかえた家族』につづく、
相続診断士による書き下ろし第3弾〓


<目次>

第1章 笑顔相続に導くための遺言書の活用
Story1 子どもがいない夫婦の遺言
~兄弟姉妹、甥・姪には遺留分がない
Story2 感謝の想いはあるけれど
~相談者希望の遺言では、遺留分を侵害してしまう
Story3 遺言書は生前に想いを伝えるツール
~作成がきっかけで想いが通じ、生前に笑顔相続が実現
Story4 財産の一部を寄付したい
~遺言者の想いを伝え、話し合い、納得してもらう
Story5 40歳という若さで遺言書作成
~前妻の魔手から後妻と子どもを守るために
Story6 「想いを遺す」という大切さ
~付言事項の有無が相続人同士の今後のつながりを左右する
Story7 父親と夫の共有名義の自宅を相続できるか
~甥・姪にも相続権はあるため、遺言が不可欠
Story8 夫婦の夢をかなえた遺言
~セカンドライフをより充実したものにするために

第2章 遺言者の想いをかなえるためのひと工夫
Story9 3回の結婚で相続人が多数に
~後妻と前々妻の子のトラブル
Story10 数十年前に失踪した相続人が2人!
~相続させたくない想いと相続させたい想い
Story11 その遺言って絶対有効ですか?
~遺言書は書き直しが可能
Story12 父親を説得することができるのか?
~父親と母親、2人亡き後は公平に
Story13 3度の結婚で家族関係が複雑に
~自らの〝争族〟経験を踏まえて遺言書作成
Story14 遺言書は指針、スムーズな分割が可能に
~ただ一方的な想いを残すだけではダメ
Story15 遺言書だけでは足りないこと
~母親から子どもたちへの想いを家族会議で伝える
Story16 遺言書作成の前に家族関係の修復を
~神社を誰が継ぐかで一触即発の家族
ほか

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