取り寄せ不可
「トプ、願いごと、した?」
「したよ」
「どんなこと?」
「同じこと」
木苺谷に住む私と狼トプの、少し不思議で優しさに満ちた日々。〈香草採り〉〈星祭りの夜〉〈木琴森〉〈鏡の泉〉……うつりゆく四季の中、静かな森の暮らしが美しく詩的なモチーフで綴られる。どこか懐かしく癒されるひとときのファンタジー! 短編二十五編を収録。
もくじ
花の下で 006
ランタン野菜の季節 011
ドラゴン・クリーク 017
100万年オルゴール 022
汽車に手を振って 028
星祭りの夜 034
雲のレストラン 040
木琴森へ 046
焚き火においで 051
冬の魚たち 058
風の月のスープ 064
ハッピー・バースデイ 069
金曜日は船の日 074
ワルツの薔薇 080
銀色たんぽぽの夢 086
果実時計 092
月とヨー・ヨー 098
水の王国 104
秋のソナタ 110
木の実は森に 115
まわれ水車 120
鏡の中の粉雪 125
夕焼けのむこうの国 131
鳥のように 136
船のゆくえ ――あとがきにかえて 142
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