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「不要の我慢はするべきではないのです」。西洋医学と漢方を極めたイグ・ノーベル賞受賞医師が教える゛健康力″のあがる生き方。人生100年時代、たとえ長生きしたって、頭も体も健康でなければ意味はなし。巷にはびこる健康法に振り回される〝健康マニア″たちの目を覚まさせる、ボケずに幸せに長生きするための指南書。好きな食べ物もタバコも酒も我慢して、健康リスクにばかり気を使って暮らして本当に幸せですか? 人はどうせいつか死ぬのだから、目指すのは〝心身ともに死ぬまで現役″。医療と健康のプラットフォーム屋(Medical Platfomer)を名乗る名医が教える目からウロコの新・健康術がここに。
第1章 日常・健康・環境編
●健康志向反対●人生は楽しんだ人が勝者。長生きした人ではない●タバコばかりを悪者にするのはフェアじゃない●ハッピーに生きるためにはレジリエンスが大切 ●空腹は我慢したほうがいい。でも過剰な我慢は不要●心配性の人はテレビの健康番組を見るな●古くからの教訓は「人間のビッグデータ」。間違っていない●基準値から少々はみ出しても問題ないことが多い●日本のBMI値には悪意が潜んでいる●デブは二種類。健康デブと病的デブ●血圧は上よりも下を、そして脈拍を気にするべし●コレステロール値は無視してもいい●資本主義社会の健康情報なんて信じるのが馬鹿●自分の垢こそ一番の防御機能●現代人が糖質過多であることは間違いない●運動嫌いな人が無理にやってもいいことなんて何もない●免疫力という言葉には要注意●更年期障害を悲観するな
第2章 病気・薬・治療編
●ストレスががんを誘発しているというのは真実●症状がないがんなら手術を受けるな●転移する前のがんは本当の意味でがんではない●うつ病の多くは寝ていれば治る●症状に慣れるのもひとつの方法薬●どんな病気も死ねば治る
第3章 老い・認知症・お迎え編
●長生きの秘訣をすぐ答えられる人は元気な人●肺炎は老人の友?●認知症予防には仲間と一緒にアウトプット●家族のことがわからなくなったらお迎えのとき●「できる限りのことをして」と言ってはいけない●本好きはボケに要注意
第4章 医者・医療・漢方編
●現代医療はグレーゾーンが相当広い ●医療は運と縁●医者の仕事は人生充実アドバイザー●効果の相関が漢方の歴史●漢方が西洋医学の中に溶けこむことが理想
●プロフィール
’59年生まれ。医学博士。慶應義塾大学医学部卒業、オックスフォード大学医学部博士課程留学。移植免疫学でDoctor of Philosophy(DPhil)取得。現・帝京大医学部外科准教授。愛誠病院漢方外来統括医師。アメリカ外科学会フェロー(FACS)、日本外科学会専門医・指導医。日本東洋医学会専門医・指導医、日本脈管学会専門医など。外科医で漢方医でもあり、イグ・ノーベル賞を受賞したサイエンティスト、健康と医療のプラットフォーム屋(Medical Platfomer)と
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