<7巻あらすじ>
周囲の冷たい視線を退けて吉祥を夫にした西姫は、故郷に帰るためなら親日派と見られても平気だ。
しかし、独立運動に憧れる吉祥の気持ちが離れていくことに苦しむ。
朝鮮では九泉も関わって、東学の残党を糾合した独立運動が画策されるが、先行きは見えない。
恵観和尚は、技生・紀花となった鳳順を伴い、独立運動の現状を確かめるために間島にやってきた。懐かしい人々と再会した鳳順は、流れた歳月を思い心乱れる。
一方、吉祥は金頭洙と名乗る密偵が巨福であると確信し、ついに直接対面する。
ソウルでは趙俊九の財産を巻き上げる策略に、西姫の意を受けた龍井の孔老人も加わっていた。
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