昭和戦争史講義

昭和戦争史講義

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出版社
人文書院
著者名
一ノ瀬俊也
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2018年11月
判型
B6
ISBN
9784409520703

『火垂るの墓』『風立ちぬ』『紅の豚』など、スタジオジブリ制作のアニメ作品を手掛かりに、昭和史、特に前半の戦争の時代についてやさしくかつ深く学ぶ。さらに、戦後の1950年代後半から60年代を通じて起った高度経済成長についてもふれる。

なぜあのような戦争は起こったのか。

関東大震災、昭和初期、そして敗戦の年である昭和20年まではどういった時代だったのか、ジブリ映画を戦争を学ぶ手がかりとして利用しながら、実際の歴史史料を通していまの問題と関連付け考える。決して過去ではない教訓の引き出しが増えることは間違いないだろう。おすすめブックガイドと年表つき。卒業論文のヒントも。

「戦争がなぜ起こりその結果どうなったかを学ぶことです。あわせて「社会主義」や「国体」などの高校の日本史ではほとんど習わない、しかし日本近代史を理解するうえできわめて重要な概念についても、解説していきたいと思います」

関東大震災、貧困、社会主義、ゾルゲ事件、大衆の出現、昭和恐慌、満洲事変、日中戦争、日米戦争、航空機、敗戦、戦争孤児、食にみる高度成長、朝鮮戦争など15の講義を通して、昭和史に鋭く切り込む。

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