取り寄せ不可
テルミア王国が三都同盟の空中母艦『九頭蛇』を拿捕したことで、炭鉱を巡る戦争は再び拮抗し、小競り合いを続けていた。次の大戦に向け束の間の日常を過ごす文洋たちだったが、レオナは祖国に残してきてしまった弟・ルネをどうにか取り戻せないかと思案していた。『九頭蛇』を制圧した文洋は、その功績から王女ラティーシャ直属の遊撃飛行隊隊長に任命されることになる。そんな折、テルミア海軍と扶桑海軍の共同作戦中に謎の飛行船による襲撃に合い、壊滅的な損害を受けたと報告が入る。乗組員が撮影した写真に映っていたのは、飛行戦艦と呼ぶべき鈍色の巨体。そして――砲弾を受け止めて燐光を散らす、レオナのものと同じ魔法陣だった。
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