キネマ旬報の人気連載が単行本化!
ハリウッド映画『スピード』のモチーフとなったとも言われる『新幹線大爆破』や、中国で10億人が観たという『君よ憤怒の河を渉れ』、日本の国民的映画ともなった『人間の証明』、日中国交正常化10周年記念映画として合作で製作された『未完の対局』、第12回日本アカデミー賞にて多数の受賞に輝いた『敦煌』など、数々の超大作を手掛けてきた佐藤純彌監督へのロングインタビューを敢行。
プレッシャーに押しつぶされることもなく、難題多い大作を見事にまとめ、静かに信念を貫いてきた大作請負人。
またその一方で、数々のプログラムピクチュアを手掛けてきた映画の職人【アルチザン】、佐藤純彌の映画人生に迫る!
オーストラリア・イラン・中国・NYなど、海外ロケでの驚愕エピソードや、
高倉健、松田優作、三國連太郎、鶴田浩二、安藤昇など、数々のスターの知られざる素顔、
またカメラマン姫田真佐久との確執の真相にまで迫った決定版。
[聞き手]
野村正昭(のむら・まさあき)
映画評論家。1954年、山口県出身。
東映洋画宣伝室で『セーラー服と機関銃』『魔界転生』『野獣死すべし』などの角川映画や、ジャッキー・チェン主演の香港映画の宣伝に携わった後、広告代理店勤務を経て、映画評論家に。キネマ旬報ベストテン、毎日映画コンクール、芸術選奨などの選考委員を務める。最近では『曽根中生自伝』や『まわり舞台の上で 荒木一郎』(ともに文遊社)でインタビュアーを務める。
増當竜也(ますとう・たつや)
映画文筆家。1964年、鹿児島県出身。
朝日ソノラマ、「キネマ旬報」編集部を経て、フリーの映画文筆業に。取材書に『十五人の黒澤明』(ぴあ)、『特撮映画美術監督 井上泰幸』(キネマ旬報社)など。また編集を担当したものに佐藤勝・著『300/40 その画・音・人』、田中文雄・著『神(ゴジラ)を放った男/映画製作者・田中友幸とその時代』、『キネ旬ムック/竹中直人の小宇宙』『同/戦争映画大作戦』(すべてキネマ旬報社)などがある。現在「キネマ旬報」に国産アニメ映画すべてのレビューを目指す『戯画日誌』連載中。
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