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日本における都市と建築の歴史それぞれを一体として語り、集成した事典。図説や年表などを切り口とした建築史あるいは都市史をそれぞれ単独に解説した優れた書籍はさまざまあるが、都市(集落や町並み、城下町といった日本の多様な建築および人の集まり方を含めて)と建築の歴史を一体として扱い総覧できる書籍はほとんどないのが現状。本来、都市と建築は不可分なものであり、互いが関係しあって全体が形づくられているはずである。本書はこれらの基礎的な事項や歴史的流れについて、斯界の第一級の専門家が最新の知見をもとにして体系的に整理して論じ、現代の都市・建築が抱える諸問題に対して確かな視座を得るための手がかりを提供することを目的。
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