取り寄せ不可
◆第一句集シリーズ/I
畦焼きの火を追うて風走りけり
この句集は今までの生き方の確認であり、未来への生き方を示唆しているのである。
(序・山田六甲)
◆自選十句
折れ口を合はせみてをり蓮根掘
草萌えに鳩は歩みを乱さるる
仏生会門といふ門開けてあり
やはらかく肌刺す風や麦の秋
ひとつ垂る植ゑし覚えのなき糸瓜
残り福めでたく餅を拾ひけり
畦焼きの火を追うて風走りけり
花好きな母似の手つき菊根分
青空に溺るる小さき水着かな
名を知らぬ火の蝉の木と名付けたり
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。