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ついに「野球の神様」ベーブ・ルース来日!
読売新聞社による2回目の日米野球(昭和9年)は、
神様ルースの来日という悲願を実現することができた
という点で大成功であった。
戦前期において、二回にわたって読売新聞社によって開催
された日米野球(昭和6年、9年)……
日米野球は親善野球と銘打っていたが、開催後わずか数年で
日米開戦にいたった。そのギャップが著者を執筆へと
衝き動かしたのである。
根底にあるのは「野球と戦争」という構図。
その問題を考えるに当って、戦前の日米野球を取りまく背景を
描出することから始めて、生と死、娯楽と憂慮という
コントラストが本書をささえる主旋律となる。
また当時の人びとにとっての日常(就職難、受験競争、
女性たちの声など)を、野球や満州の戦況記事と交錯させ、
より立体的に時代の「空気」を浮び上らせようと
試みたのが、この本である。
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