いつから人間は「脳」や「神経」に注目し、自分の思考や行動を支配するものが「脳」に座を占め、「神経」がその働きを伝えると考えるようになったのか。この課題に初めて挑み、古代から19世紀末までの膨大な文献を纏めた世紀の古典的大著を公刊。神経学・精神医学はじめ、医学史・科学史・哲学史研究者の座右に置くべき、フランスの碩学が遺した伝説の書である。
「中世・近代篇」は、ガレノス以後の中世から19世紀の脳局在説まで。金字塔的大著、全2巻完結。
■ 脳と神経と身体と心を知るための類のない通史
■ 神経学・精神医学・医学史・科学史関係者必備
■ 現在の研究からみた訳者の補足を本文に記す
■ 萬年甫による「ジュール・スーリィの生涯について」を付す
■ 巻末に「参考図書」「人名索引」完備
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