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彼らにとっての「夢の舞台」はどこだったのか!?
知られざるアマチュア球界のスターの決断と、その人生
すべての野球少年が夢見る舞台、”プロ野球”。そこは選ばれし一握りの者だけが集う、非常に狭き世界である。しかし、高校、大学、社会人野球などで大活躍し、プロが熱望するスーパースターであったにもかかわらず、あえてプロ野球界に足を踏み入れなかった名選手たちがいる。
彼らは何を思い野球に打ち込んだのか。なぜ栄光を胸に秘めながら、現役のユニフォームを脱いだのか。
自らの意志で、自らの道を歩んだ男たちの生き方に迫る!〈br〉
オリンピック日本代表として3連続出場を果たした「ミスターオリンピック」杉浦正則。「小さな大投手」と呼ばれ、星野仙一、田淵幸一、山本浩二、高田繁らがいた六大学黄金時代に不滅の48勝を挙げた山中正竹。社会人野球からパナソニックの重役となり、高校野球の名監督としても知られることになる鍛治舍巧。選手としてオリンピック代表に選ばれ、新日鐵君津、早稲田大学の監督としても、渡辺俊介、森慎二、斎藤佑樹らを育てた應武篤良。慶應大学の絶対的なエースとして53イニング連続無失点記録を樹立するなど、伝説的な活躍を見せながらスッパリと野球を辞めた志村亮。浦和学院の主将としてセンバツで優勝、大学野球でも日本一に輝いたエリート野球人・山根佑太。そして番外編として、東大史上4人目のプロ野球選手として日本ハムに入団し、現在はGM補佐を務める遠藤良平。
これは、一流選手として野球に真摯に向き合い、今なお野球を愛する野球人たちの記録である。
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第一章 山根佑太――東京六大学のスラッガーはなぜ野球をやめたのか
第二章 杉浦正則――世界の頂点を目指した”ミスター・オリンピック”
第三章 鍛冶舍巧――パナソニック人事部長から高校野球の名監督に
第四章 志村 亮――ビジネスマンを選んだ伝説の左腕
第五章 應武篤良――”プロ”へと育てる”アマチュア”球界の名将
第六章 山中正竹――”小さな大投手”は球界の第一人者へ〈br〉
番 外 遠藤良平――プロに挑戦した東大のエース
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