精選折口信夫 第1巻

異郷論・祭祀論

精選折口信夫

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出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
折口信夫 , 岡野弘彦
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2018年11月
判型
B6
ISBN
9784766425482

折口信夫の最後の弟子が

後世に残す

折口信夫のエッセンス

日本人の神観念を一新させた「まれびと」発見への道程



本シリーズは、折口信夫(1887年~1953年) の学問研究および釈迢空の筆名で発表された詩歌の作品をも含めた、全著作からのアンソロジー。編者は、最後の弟子であり、歌人でもある岡野弘彦。以前から心に秘めていた師・折口信夫の精選の「詞華集」である。



折口は生涯に亘って何を求めたのか――。若い人々の篤い心で読まれることを企図している。



日本人の神観念を一新させた折口信夫の「まれびと」。日本列島に住み着いた祖先の異郷への憧憬と、その異郷から時を定めて来訪する神は、人にして神なるものであり、人の扮した神であるから「まれひと」である、という発見への道程を、本『精選Ⅰ』では「文学以前」「芸能以前」とも言うべき南方論を含む「異郷論」、「聖水信仰論」、「祭祀論」などでとらえるものである。

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