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【本書の内容】
韓国・北朝鮮というのは、一体どのような歴史を歩んできたのか。それをつぶさに見ていくと、中国からの重圧を受け続けてきたことがわかる。朝鮮半島の地政学的な宿命から、中国に従属してきた朝鮮民族の2000年を通史で概観する。
【目次】
第1章 中国人に生み育てられた朝鮮
-----古代中国、古朝鮮~高句麗・三韓時代
第2章 「高句麗論争」、朝鮮半島は誰のものか?
-----唐~宋、高句麗~高麗
第3章 なぜ、朝鮮は中国従属への道を歩んだのか?
-----隋~唐、三国時代~新羅
第4章 中国への自虐的卑屈はどのように形成されたのか?
-----宋~元、高麗
第5章 中国が遠隔操作する「第2中国人」とは何か?
-----元末期~明、高麗末期~李氏朝鮮
第6章 中国への反逆とされたハングル制定
-----明、李氏朝鮮
第7章 秀吉出兵、名ばかりの中国援軍
-----明、李氏朝鮮
第8章 野蛮人にひれ伏す朝鮮王
-----明~清、李氏朝鮮
第9章 中国と癒着していた王妃①
-----清、李氏朝鮮
第10章 中国と癒着していた王妃②
-----清、李氏朝鮮
第11章 中国はなぜ、半島の分断を歓迎するのか?
-----朝鮮戦争とその後
第12章 隷属者には、隷属者の論理がある
-----中国、北朝鮮・韓国の現在
【著者】
宇山卓栄(うやま たくえい)
1975年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師を務め、著作家。テレビ、ラジオ、 雑誌など各メディア
で、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説。おもな著書に、『世界一おもしろい世界史の授業』(KADOKAWA)、『経済を読み解くための宗
教史』(KADOKAWA)、『世界史は99%、経済でつくられる』(育鵬社)、『「民族」で読み解く世界史』(日本実業出版社)などがある。
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