〈年報〉村落社会研究 第54集

歴史的変化と連続性・創造

〈年報〉村落社会研究

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
日本村落研究学会 , 永野由紀子
価格
6,600円(本体6,000円+税)
発行年月
2018年10月
判型
A5
ISBN
9784540181306

ムラは、景観としての家並みを表す集落や行政機構の末端の区や自治会ではなく、自立したイエが相互に取り結ぶ結合や連合の結節点である。だが、限界集落という言葉が投げかけた若者人口の流出と高齢化の問題は、特定農山村エリアだけでなく、地方社会全般に広がっており、日本農村の現実はもはやイエの継承によるムラの存続を自明視することができない地点にきている。「継承」に視点を据えてイエ・ムラの歴史的変容プロセスをあらためて問い直し、イエの継承・ムラの存続の条件を探る

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