北魏繚乱

北魏繚乱

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出版社
文藝春秋企画出版部
著者名
吉田茂子
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2018年10月
判型
B6
ISBN
9784160089389

千古不変。人間の欲望を見事に活写した歴史小説。

漢末の黄巾の乱を経て、魏、呉、蜀の三国時代を迎えると、長い戦乱により、華北の人口が激減した。漢族の晋が三国を統一したものの、北方騎馬民族の勢いが止まらない。晋朝は、ついに長江を越えて南下。中原では北方民族が次々に短命政権を樹立。そのなかで、鮮卑族に優れた指導者が出現した。北魏の初代皇帝・道武帝である。

物語は、彼から三代目の太武帝から始まる。

太武帝は、漢族の崔浩の助力を得て、華北を統治するが、宦官に暗殺され、北魏は混乱。ついには、文明太后が権力を握り、仏教は繁栄し、しばし平安がつづく。

「第二の文明になりたい」。宣武帝の皇后胡氏が台頭すると一挙に暗転。北の晋陽を本拠地とする爾朱栄が洛陽を襲う…。

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