出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
ひとり転がった地面の
花という花から毛が生える/土という土から春が溢れている/
わたしの許しなく
(「狂々」)
「作者は猥雑かつ猥褻な世界に身をゆだねるのではない。逆に蹴りつけて地団駄を踏みたいのだ、「わたしの許しなく」存在している世界を、それこそ最終連の二行「荒らすほどに/厚みを増して」」(三浦雅士)。
生起する存在の肉を言葉で刻み、削ぎ、あらわになった詩の骨から世界は始まる。そこに胚胎する透明な祈り―注目の新鋭の第2詩集。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。