ふたりママの家で

ふたりママの家で

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
サウザンブックス社
著者名
パトリシア・ポラッコ , 中川亜紀子
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2018年10月
判型
A4
ISBN
9784909125095

ふたりのママ&子どもたちの暮らしを描いた、とある一家のにぎやか成長記録

名作絵本を多数手がける絵本作家

パトリシア・ポラッコによる温かみあるイラストも魅力!

 

うちは、お母さんが2人、子どもが3人の「かぞく」。

でも、特別なんかじゃない。

生まれてすぐのわたしが、どうやってこの家に来たか。

その話になると、ママたちは目をキラキラさせて、

思いっきり、にっこりする。

暑く乾いた砂漠を歩いて、荒れた海を渡って、

高い山を飛び越えて、

嵐の中をずんずん歩いたんだって。

ただ、わたしを家に連れて帰るために。(本文より)

『ふたりママの家で』は、ふたりの母親と子どもたちの何気ない日常を描いた絵本です。





語り手は、母親たちのもとへ一番初めに養子としてやってきた、長女の「わたし」。「わたし」の視点から、同じく養子として迎えられた弟ウィル・妹ミリーとともに、愛情たっぷりに育てられる日常が描かれます。物語は、やがて子どもたちが自立して孫が生まれ、仲良く年老いた母親たちを見送ったその後までを映し出し、終焉を迎えます。

 

「ふたりママ」のミーマとマーミーは、正反対の性格ながらも息ぴったりで、楽しいことを次から次へと思いつくお母さんたち。ふたりの手にかかれば、ハロウィーンの手作り衣装だって、家族の食事会だって、野外パーティの企画だってお手のもの!そんな明るいふたりがいとなむ一家の日常は笑い声にあふれ、地域にしっかり溶け込み、親戚やご近所さんたちからも愛されています。しかし、ひとりだけ、ふたりママ一家に鋭い視線を向ける人が…?

 

特別なことばかりではありません。楽しいことも、悲しいことも、たくさん繰り返して、家族の毎日は進んでいきます。ふたりママ一家も、無数に存在するそんな家族のうちのひとつ。地域に根ざす生活者として、軽やかに、しなやかに、力強く日々を送る、ふたりママ一家のあたたかな物語です。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top