臨床心理学で読み解く芸術家の創作

箱庭療法学モノグラフ

臨床心理学で読み解く芸術家の創作

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出版社
創元社
著者名
伊藤俊樹
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2018年10月
判型
A5
ISBN
9784422114781

"芸術家を創作に駆り立てる力とは何か。その精神力動を解明する鍵として、Kris, E.の唱えた「自我による自我のための退行」という概念を拠り所とし、Jung, C. G.の「退行」と「進展」の考え(創造的退行)の概念を援用しながら、創作の秘密を探る。ロールシャッハ法を用いた事例を挙げ、一般人と芸術家の差や、抽象画家と具象画家の差、一人の芸術家の20年に亘る変化を考察。また、「なぐり描き(Mess Painting)」法による「自我のための退行」を検討し、描画臨床領域における「なぐり描き」法の可能性を示す。"

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