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分断は悪、結合は善──。日本・韓国・北朝鮮・中国・ロシアの歴史を縦横に読み解きつつ、米朝首脳会談の行く末、日本の対米姿勢と沖縄への視点、ロシアにおける平和の位置づけ、民主主義をめぐる日韓の温度差などから、公文書改竄問題と長期政権のリスク、「ナショナリズムを超克する価値観」の重要性まで、揺れる北東アジアをめぐる諸問題を、作家・佐藤優氏と国際法学者・金惠京氏が語り合う、地球を包む未来への対話。隣国有事の際には「朝鮮国連軍地位協定」があるゆえに日本が直接の攻撃対象になる現実を指摘し、共栄共存の政策によって攻撃の意思を失わせる平和の枠組み構築と、生命尊重の価値観を共有する市民のネットワーク作りを提起する。
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