出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
園の1年間の保健活動を題材にして学びを深め、実践力のある保育者を目指す「子どもの保健」「子どもの健康と安全」の最新テキスト!
保育園や幼稚園、認定こども園は、子どもたちが日常の一つとして過ごす場であり、育ち、学び、社会性を育むなどの重要な場となっています。
子どもたちが健康かつ安全に過ごすことができるのは、現場の職員の方々が適切に見守り、支えているからです。専門的な医療機関とは異なり、人員や設備が完全ではない中で、その場面に対してどのようにしたらよいか、現場の職員はその判断を常に求められています。例えば、応急処置を施すにしても医療機関へ搬送するにしても、その判断の根拠は、目の前にいる子どもの健康状態に何が起こっているのかを見極める力によるものです。
一方で、2015(平成27)年度から「子ども・子育て支援制度」が実施され、すべての子どもや子育て家庭を社会全体で支援する仕組みが整いつつあります。また、「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」においては、第3章「健康及び安全」に「4 災害への備え」の項目が新たに設けられ、幼い子どもたちを守るための防災設備、緊急時の対応、保護者への連絡、そして避難訓練の重要性について明記されました。
本書は、子どもの健康と安全を守るために必要な項目を3月から翌年2月までという構成にまとめました。これは、単に「子どもの保健」や「子どもの健康と保健」を学ぶためのテキストで終わるのではなく、保育園で日々行っている保健活動について、いつ何をしたらよいかがすぐに理解でき、実践できるようにと考えたからです。さらに本書では、今後、子どもの保健の中で重点的に教授しなければならないと思われる、防災に関する内容を充実させました。
(本書「はじめに」より)
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。